腰痛に効果的な体操
背骨を横から見た画像です。
横から見ると腰は少し反り(矢印の部分です。)、背中は逆に丸くなり、首は少し反るというのが理想的なカーブです。
腰痛の方に多く見られるケースでは
①腰の反りが多すぎる(過剰前湾)タイプ
②腰のカーブが少ない(前湾減少)タイプ
大きく分けてこの2タイプに分けられます。
その方の背骨の状態によってやるべき体操は異なります。
知り合いの方に効果がある体操だから自分にも当てはまるとは限りません。
自分がどちらのタイプか分からない方は、壁に背中を付けて立ちましょう。
腰の部分に隙間が多くあれば①、ピッタリついてあまり隙間がなければ②の可能性があります。
ではそれぞれについて考えてみましょう。
①過剰前彎タイプ
□反り腰
□仰向けに寝ると腰が痛い
□ハイヒールをよく履く
このような方々に多いケースです。
簡単に言うと、反りすぎているので、丸めればいいのです。
①あお向けまたは横向きに寝ます。
②膝を抱えます。
③そのまま1分じっとします。
②前彎減少タイプ
□猫背で座る習慣がある
□壁に背中を付けて立つと隙間があまりない
このような方々に多いケースです。
簡単に言うと、腰のカーブが無くて腰痛になっているので、カーブを作ればいいのです。
①うつ伏せに寝ます
②肘をついて、少し腰を反らせます。
③そのまま1分じっとします。
<ポイント>
・それぞれの体操では無理は禁物です。
・気持ちがいいなと感じる時間・角度でいいです。
・慣れてくればもう少し長くできるようになります。
・時間があれば毎日こまめにやりましょう。