側弯症の治療法
◎側弯症の治療法
側弯症の矯正法を決める上で重要になるのがCobb法です。
Cobb法とは下の図のαやβで表されている側彎度です。

一般的には側彎角がCobb法で20°~50°であれば保存療法、50°以上であれば手術療法を考慮する必要があります。
①保存療法
側弯症の進行防止ではまずは装具療法です。少し大きなコルセットというイメージが近いと思います。これを骨の成長が終わるまで装着し、背骨のゆがみの進行を遅らせます。
合わせてストレッチや水泳などで筋肉の強化や柔軟性向上を図ります。
当院が出来る事もこの保存療法のサポートです。
②手術療法
側彎角が50°以上の高度な側弯症には手術を行う場合があります。
背骨を完全に固定し、安定させます。